フィリピン留学
遂に始まったフィリピンでの生活。
英語を勉強するために3月の頭までフィリピンにいる予定。
今日はフィリピンに来て3日目、授業が始まって2日目。 寮みたいな所で泊まって生活してる。
こっち来てから分かったのだが、寮にいる80人のうち、自分以外に日本人1人しかいない。 日本人が集まるセブ島は日本人と喋ってしまうからと思ってなるべく日本人がいない所を選んだのだが、想像以上にいなかった。
さらに驚いた事に、日本人2人を除いた全員が韓国人。 口コミを見る限りでは日本人が10人くらいと台湾人などがいる筈だった。
食事はまずいという口コミが結構あったのでそれなりに覚悟していたのだけれど、意外と美味しかった。頼めば日本人のためにトンカツとか天ぷらとか作ってくれる親切設計。韓国人オーナーという事もあって韓国料理が中心。噂通り毎食キムチが出る。米は正直まずい。
あと水は飲めない。コップに水道水を組んで目を凝らして水面を見ると小さなゴミが浮いてたりする。なので飲む用のウォーターサーバーが施設の至る所に存在する。
シャワーは勢いが弱過ぎて風邪を引く。ていうかもう引いて、パブロンのお世話になった。
授業はクラス分けテストに基づいてカリキュラムが組まれた。 朝6:50から入っていて、1日10コマ18:30までみっちり入ってる。 そのうちの半分がマンツーマン。もちろん授業ごとに先生は異なる。 「先生が生徒の数とほぼ同じ」と掲げているだけあって本当に先生が多い。
「発音ができるようになれば自然とリスニングもできるようになる」というのが僕の持論だから、とにかく発音を矯正してもらうようお願いした。こういうのはまさにマンツーマンでしかできない事で、学校でも塾でも教えてもらわなかった事。発音に関しては色んな今までの常識が覆されてる。 例えば"singer"は日本にいると「シンガー」と発音してしまうがこれは間違いだって何度も訂正された。gの音を発音しない。カタカナで書くのは難しいけど、「スィナァー」に近いのかな。"ng"の発音が結構難しかった。 あと日本人でありがちな"L"と"R"の違い。自分の場合はいつも"R"になってしまっていて"L"と"R"を徹底的に教え込まれたりした。
授業の進め方はテキストを使うか、先生がプリントを刷ってくれて、カセットテープでリスニングをやることもある。1日2コマグループディスカッションもある。
ちなみに部屋はこんな感じ。かなり圧迫感がある。
想像以上に宿題が出て、しかも翌日がデッドラインだから本当に無理。
土日は休みだけど、セブ島みたいに遊ぶ場所も観光地もたくさんない。遊んじゃうからあえてこういう場所にしたんだけど、本音はそりゃ遊びたいよね。
1/10の日曜日に到着して、その日からやたらとたくさんの韓国人が声をかけてくれた。日曜日は近くのグラウンドで地元のサッカーチームの子供達と試合をした。まさかの中学生に惨敗するというミラクル。20歳を超えた大人達が中学生に容赦なくスピードとパワーでねじ伏せてる光景はかなり大人げなかったし、しかも負けたのはクソ笑った。
その後は韓国人11人とサムギョプサル食べに行って、夜は見たことないギャンブルをした。ポーカーに近いゲームで、掛け金を増やして相手を降ろしたりする。2枚ずつ手札を戦わせるのだけど、2枚の組み合わせ次第で強さが決まる。ハマるとかなり面白い。
そんなこんなで日本人が自分以外に一人しかいなくても楽しめてる。ごはんもぼっちという事はなく、話せる友人も20人くらいできたので居心地は悪くない。サッカーをやっていて本当によかったと思った。
本当は書きたい事はたくさんあるし写真も挙げたいのだけど、Wi-Fiがマジで不安定なのと宿題で忙しいので今日はこの辺でおしまいにしようと思う。
2ヵ月これが続くのかと考えると結構先が思いやられる。朝早くから毎日合計9時間強の授業を受けて、授業が終わっても宿題に追われるのはなかなか辛いものである。