戯言

ブログが趣味の社会人

就職活動のために留年をするのは是か非か

最初に言っておきますけど、僕は別に就活成功者でも何でもないので偉そうな事は言えません。あくまで一個人の見解だと参考程度に捉えてください。

 

就職留年に賛成か反対か。僕は圧倒的賛成派です。

就職留年をした自分の体験を交えてメリットとデメリットを述べます。

 

 

【メリット】

選考資格がある

既卒お断り」みたいな企業もあり、卒業して就職活動するとそもそも応募すらできなかったりします。メリットというよりもこれは既卒と就留を天秤にかけると、絶対就留の方がいいよって奴です。

卒業すると本当に色々苦しいみたいです。選考資格もない上に、卒業してから何をしているのか徹底的に聞かれたりします。

就留の場合は学生時代の話を聞かれるだけで話す内容は他の就活生と変わりません。

ちなみに僕は今年就活で、「去年は何をしていたか」という質問が来た時のために、空白の期間を埋めるべく、去年インターンシップに色々参加していましたが、完全な杞憂でした。

「留年してるみたいですが、去年は何をしていましたか」という質問が一切なかったです。

 

昨年の就職活動の経験から活動が効率的になる

これは説明するまでもないと思います。

例えば合同説明会はクソだって知ってたから行かずに、大学の企業説明会行ったり、個別の説明会に参加しました。

また、リクナビマイナビも基本的に使わず、興味のある企業はプレエントリーして直接情報収集。

テストセンターは問題が毎年ほぼ同じだから新たに勉強する必要もなかったです。

面接で聞かれる質問もだいたいどこも似たりよったりで面接の答えが事前にできあがってきます。緊張もしにくくなります。

グループディスカッションも場数で全然違います。現に僕今年はグルディス一度も落ちてません。

 

そういう訳で効率的に就職活動ができる、これは間違いないと思います。

 

 

【デメリット】

金銭的なコスト

大学の学費ってクソ高いですよね、1年間100万弱とかかかる訳です。

ただ9月卒業にすれば学費は結構抑えられます。残り単位数が少なければ学費がさらに控除される大学もあるので意外と僕はかかりませんでした。30万強くらいです。

 

周りが社会人になっていく焦燥感

彼らが卒業して社会人になっていく中、自分だけ未だに就職活動をやっていると焦燥感やコンプレックスを抱く事もあります。まあ1年とか2年浪人している人も周りにゴロゴロいるので、それを考慮すれば1年の遠回りも人生的にはそんな変わらんだろ、とポジティブに捉えました。

 

留年した事による不利(?)

これは就職留年しようとしている人にとって一番気になるポイントだと思います。

結論から言えば不利になりません。

昨年「留年して来年就活する」と言った時、親はこれを気にして大反対しました。

ただ就留した先輩の実績をひたすら訴える事でなんとか認めてもらい、今に至ります。

なぜ不利にならないと言えるのか?

それは面接でほとんど突っ込まれず、ESもきちんと通ったからです。

今年は20社近く面接を受けましたが、「なぜ留年したのか」と聞かれたのは2社だけでした。

ESも昨年よりしっかり書く事で、例えば森永とかキリンとか昨年落ちた企業もES通過するなど、はっきりいって留年を不利に感じた事は一度もなかったです。

そもそも日本の大学生は純粋に単位落としてたり留学行ってたりと、めちゃめちゃ留年してる人が多いので、本来の卒業年数から1年くらい遅れていてもそこまで不自然じゃないのかもしれません。

ただ企業によっては就職留年を嫌がる所もなきにしもあらずだと思います。

2社ほどESで「なぜ留年したのか」と書かされました。

しかし、全体的には不利を突っ込まれなかったので、この点を心配している人は全く気にせず留年して再チャレンジしたらいいと思います。

なぜダメだったのかを自覚して改善して挑めば全く問題ありません。

僕の先輩は、総合商社を受けてダメで留年し再チャレンジしたところ、1年目落ちた総合商社から内定を貰ってます。

 

 

 

以上から、僕は就職留年は肯定派です。

そもそも就職留年して内定が貰えなかった人を僕は知りません。先輩を見ても同期を見ても、皆しっかり内定貰ってますから、就職留年して大コケする事はないと思います。

 

 恐らく就職留年で一番の懸念事項がデメリット③の「留年した事による不利」だと思いますが、僕の経験上その点は完全に杞憂でした。

今年もう一度就活した感じ、去年と全く扱いが変わらず、他の学生とも同じように扱われてる感じでした。

ただし、中にはもちろん就職留年を嫌がる企業もあるかもしれないので、全責任は持てませんが、少なくとも僕はマイナスに感じませんでした。去年より全体的に選考進んでましたし。

 

なぜダメだったのかを自分で分かっていれば、来年まで時間もたっぷりあるので改善を図る事ができますし、一年目より絶対納得の行く内定が貰えると思います。

 

あまり偉そうな事は言えませんが、就職留年アリかナシかで言えば断然アリ派です。

一応参考までに。「就活二年目がそこまでマイナスにならないよ」ってだけを伝えたかっただけです。

 

以上。