戯言

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ドラゴンボールの映画を見た ※ネタバレあり

 

 

 

ドラゴンボールZ 復活のF」見てきました。

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僕自身無類のドラゴンボール好きでして、面接で「尊敬する人は?」って聞かれたら反射で「鳥山明」って返答するレベルで崇拝してるのです。

 

就活でこんなの見てる時間はないんですが、終電ギリギリの上映時間を見つけて無理やり見てきました。あの噂のゴジラTOHOシネマズ新宿で。

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当たり前なんですけど、ゴジラの着ぐるみがいたり、音声が流れてたりする訳でもなく、中はゴジラ感ゼロで普通の映画館でした。

 

 

 

【映画の内容について】

ネタバレバリバリなんでこれから見る人はブラウザを閉じてください。

 

よく小説や映画はメッセージを込めて作られる訳ですが、ドラゴンボールに関してはメッセージが何も含まれていないと鳥山明は明言してます。

彼曰く、面白ければそれでいいらしいです。そういう固い事は他の作者に任せればいいと。

だから純粋に悟空とフリーザのバトルがひたすら描かれていた、そんな映画でした。

 

ただ今回は少し不満な点があります。

それが「フリーザが怖くない」という点です。

容姿的な意味ではありません。奥底の知れない強さみたいなのがなかったのです。

漫画では「わたしの戦闘力は530000です」という有名なシーンのように、「コイツには勝てない」という絶望感を読者に与えてました。

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今回ストーリーの時系列的に、前作「ドラゴンボールZ 神と神」からの続きだそうで、悟空が圧倒的に強い。そりゃ負けませんわなって感じで全くハラハラしなかったのが残念でした。

 

だいたいこういうバトルものは「最初におされる展開で後に何かをきっかけに反撃する」というのがオーソドックス。ドラゴンボールとて例外ではない。

 

例えばフリーザ編なら怒りによってスーパーサイヤ人に目覚める。

セル編も怒りによって悟飯がスーパーサイヤ人2に覚醒する。

ブウ編はポタラを使って悟空とベジータが合体する。

 

そう、何か「変化」がある事で形勢逆転するのがバトルものの定石であり、最も面白い瞬間なのである。

にも関わらず、今回の映画は別に変化があった訳ではない。

 

 

「お互い出し惜しみなしにしよう」という事で、悟空は「スーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人」とかいう訳の分からないスーパーサイヤ人になり、フリーザは金色の「ゴールデンフリーザ」になって戦い始めた。

最初はフリーザが押していた。ここまではいつものドラゴンボール

だが、ゴールデンフリーザに変身すると体に負荷がかかり、徐々に体力的にフリーザが勝手に衰えていった。

つまり、勝利への突破口が、相手の体力切れだったのである

これが今回の映画で僕が不完全燃焼な理由。

 

さらに言うと、そもそも前作なるのにあれだけ苦労したスーパーサイヤ人ゴッド。それを超えたスーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人にいとも簡単になってしまったのはどうなんだ。

フリーザの方も「私は天才だから今まで修行してなかった、修行すれば最強」理論によって、わずか4ヶ月でゴールデンフリーザにたどりつき、その最強のスーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人と張り合ってるのもどうなってるんだ。

 

オチはない。ただのキモオタ映画評論家気取りみたいな記事になってしまったが、たまには大目に見てもらいたい。

 

 

 

就職活動の話に戻ると、今週は面接がなぜか3社もあるのでいい面接トレーニングになりそうです。